デスマーチ

デスマーチ(death march)とは、戦時に苛烈な状況で行われる、健康や生命をかえりみない行進、行軍のこと。
ソフトウェア産業において、デスマーチとは、長時間の残業・徹夜・頻繁な休日出勤といった、プロジェクトメンバーに極端な負荷を強い、しかも成功の可能性が薄いプロジェクトを主に指す。プロジェクトが死に向かって過酷な状況でメンバーが行進する、という意味で「デスマーチ」と呼ばれる。

ワシの今かかわっているプロジェクトはまさに佳境を迎えている。おおむね問題はないのだが・・・特定の機能にてデスマーチ状態。その機能にかかわっている人間は同じチームの仲間であり、ずっと頑張って自分の責任範囲は問題なくこなした。

しかしだ、できる人間というのは不幸である。そう、楽をすることは許されないのだ。当然ながら、他のトラぶった機能を任されることになる。つまり、それが上記の特定の機能。

他人が作ったコードを見ることほど、しんどいことはない。コードも酷いもんらしく、不具合の対策をしようにも影響範囲もわかるわけがないので、パッチを当てるほか対処のしようがない。この作業のワシのイメージは「不発弾が埋まっているとわかっているのだが、取り除くのが困難なので慎重にコンクリートで埋めている」・・・そんな感じだ。

わかりきってはいるが、根本的には解決しない。しかし、エンドは目前だから根本から解決する踏ん切りがつかないという悪循環。決断が迫られている。

そんな状況を見ていて、ふと思った。

もっとマクロな視点で見てみると、この状況は我々人類が直面している環境問題に重なる。我々人類はまさにデスマーチの真っただ中にいるのかもしれない。

デスマーチ