小さな原子炉

今日、色々とネットを見てて気になったのは、以下のもの。

川崎市でも問題になっている放射性がれきの問題。
このことで前回の書いたチェルノブイリへのかけはしの野呂さんの話を思い出しました。

ベラルーシで薪ストーブの燃料として放射能で汚染された薪を燃やすことで、
更に汚染が広がってしまうことも問題だったということでした。
そういったことから、薪ストーブのことを「小さな原子炉」と呼んでいたそうです。
個人的にブラックジョークは好きですが、さすがにこれは笑えないっす (;´Д`)

他にも下記の記事のことも思い出しました。

今回のがれきの受け入れは良かれと思ってやっていることだとは思うのですが、
やっていることは上記の記事に書かれていることと変わりがないようにしかワシには思えない。

現時点でもっとも優先するべきは、これ以上放射能の汚染を広げないことだと思います。
この辺りの方針が国と国民との間で色々とズレているような気がしてならないのですが、
こういったように感じるのはマイノリティなのでしょうかねぇ。

福島を復興するためにがれきを処理するのも当然やらないといけないことだと思います。
また、放射能汚染を広げないようにすることも考慮するべきことだと思います。
どちらも正しいという状態であるため、矛盾が生じています。
こういった場合にどうすればよいか?
自分はコミュニケーションをとることだと思います。
(一個人の浅はかな意見ですわ)

処理する側は住民に対して説明をし、合意を得た上でやってもらいたい。
だって、原発作るときには住民と話しますよね?(してないようなもん?)
緊急事態だから仕方がないというのもありますが、10年、20年と未来を見据えた
決断をして欲しい。
コミュニケーションをとらず、お互いにいがみ合っている状態では
良いことなんて起きないっすよ。

一人でも多くの人が自衛することが出来るように
押し付けがましいけど、ワシは情報を発信し続けます。

小さな原子炉

チェルノブイリへのかけはし 野呂さんのお話

どもコチラはご無沙汰してます。
久々に情報を発信します。

今日は小金井市で行われたNPO法人『チェルノブイリへのかけはし』の代表であられる野呂美加さんによるスライド上映とお話会に行ってきました。会場時間が13:30で開始が14時、近くだったのでのんびり歩いて向かって13:45に着いたのですが、もう既に会場は満員で立ち見決定。いや、マジでなめてました。。開始まで待っていると、娘の幼稚園の園長先生もこられてました。やはり、子供を預かる身としても、情報として知っておかないといけないのだろうなぁっと思いました。

今日の話で自分の中でずいぶんと勇気づけられました。
内部被曝してしまったら、どうにもならないと正直思っていました。。実際にはそうではなく安全な環境で、食事を改善することで、体内に取り込まれてしまった放射性物質を排出し、破損してしまったDNAも修復が可能である程度可能であるということ(これにはなにぶん限度があるかと思います。なるべく早く対応が必要だとは個人的にも思います)。
そして、まさにそのための活動が行っているのが『チェルノブイリへのかけはし』です。同団体は汚染地域に住む子供たちを数ヶ月という期間、北海道で受け入れてフィジカルおよびメンタル面での改善に取り組んでいるということです。最近ニュースで福島の子供たちをイタリアに療養で受け入れるといった話があったかと思いますが、そのための活動にも関わっているようです。

それでは話を聞く中で私が気になった点を簡単にまとめておきたいと思います。
尚、今日の話は全てUstreamで録画されておりますので、もし良かったら見て見てください。

■まずはじめには各地域での土壌の放射線の測定結果についてでした。
事故前だと、0.03-0.04μSv/h(毎時マイクロシーベルト)だったということですが、小金井市だとだいたい0.05-0.06μSv/hぐらいだったらしいです。とりあえず、0.05μSv/h程度であれば、問題はないということです。しかしながら、都内等では比較的高い箇所(ホットスポット)もあり、一概に安全とは言えないのも事実であるとも。後、測定時にたまに上がったり下がったりしていたようですが、これが風の影響なのかどうかについてはよくはわからないという話でした。
また、測定する際に空間線量の話が出てくるかと思います。地上1メートルとか、はたまたビルの屋上とか色々あります。でも、野呂さんが仰るには地上すれすれの測定結果でなければ、あまり意味がないのではということでした。なので、今回の測定値もそのようにして計測しているそうです。
他にも、今回の測定では核種としてはセシウムに絞って行っているということでした。よく、個人で放射性測定器(ガイガーカウンター)にて測定していて、測定値が異なって何が正しいかわからないという話があるそうですが、機器により測定できる核種が異なることが要因としてあるのではないかと言われていました。核種によって、崩壊時に発生するのがα線だったり、γ線だったりするからだとは思いますが、私もまだあまり詳しくないです。。

測定に関して、最近郡山市の土壌を測定したところ、8.7μSv/hだったということです。これはチェルノブイリの事故現場近くよりも高い数値であり、直ちに非難するレベルであるということです。ちなみに『チェルノブイリへのかけはし』が活動しているベラルーシでは、3.8μSv/hを超える場所には人は住んでおらず、その場所は立ち入り禁止区域となっているということでした。。活動する中で色々な場所に行っていたそうですが、0.16μSv/hでも高いと感じていた言います。なので、福島での汚染のレベルは比較論でしかありませんが、危機的な状況であると言わざるを得ないと思います。
放射性物質は緑、森が多い場所に蓄積されてしまうそうです。逆にアスファルト等の場所では洗い流されてしまうため、それほど問題にならないとも。うちの近所は緑が多いので少し気になるところです。

■続いて、日本において年間の放射線許容量が20mSvに引き上げられたことに関して。
チェルノブイリ事故のときに汚染地図を作った科学者は大人でも『年間1mSv』が限界だろうと仰られていたようです(個人差もあるため、一概にこの数値で安全であると言い切ることはできません)。で、この数値に収まらない汚染地域に住む人々を救うためには、お金がかかります。そう、全てはお金で解決するのです。
しかし、国はそのお金のことを心配して、それをケチるために20mSvにあげたとしか思えないということです。福島の状況からして、年間1mSvに収まらない地域の人を対象とすると、それはそれは非常に多くの人達を非難させる必要があると思います。それにはお金がかかる。国は、安全よりもお金を優先して考えているとしか思えないわけです。
自分はお金のことは後で考えればいいと思うんです。必要であるなら、そのために消費税を上げてもいいと思います。なんか、そういう動きができないものか?考えようとも思います。

尚、ベラルーシでは0.08μSv/hの地域に住む子供たちも何かしら具合が悪くなっていたということです。日本の現状の汚染状況からして、0.08μSv/hとなるとかなりの地域が該当する可能性がありますが、ベラルーシでは自給自足が基本であり、汚染地域に住む方々は、その場所で育てたものを食べていたそうです。なので、汚染の数値というよりは、汚染されていたものを食べていたほうの影響が大きいのではないか?ということでした。そのため、やはり食べるものは気を付けないといけません。

そもそも被爆するとどうなるのか?癌とか白血病とかだけでなく、被爆すると免疫力が低下するため、そのために色んな病気になるのが問題だということでした。症状としては、鼻血、クマができる、風邪の諸症状、だるい疲れやすくなる、集中力などが現れてくるそうです。だから、日本で医者に見てもらっても、ただの風邪なので安静にしてくださいとしか言われないかもしれないとも。実際、免疫力は低下しているため、安静にすることは重要だとも言われていました。

また、ベラルーシでは政治的な背景もあり、放射線と病気を関連づけることは禁止されているということです。セシウムが心臓にたまりやすいのではないか?ということについて研究していた医師は、捕まって投獄されたなんて話もあるそうです。そこまではいかないまでも、日本においてもネット上での言論統制がはじまったことからしても、そんなに変わらないような気がしてなりません。また、原発の事故が原因で何かしらの病気になったということを証明することは現代の科学では不可能であることも。つまり、事が起こってからでは泣き寝入りするしかないのが現状です。なので、出来る限りの自衛は必要だとも。なんとも世知辛いですけどね。。

この数値をあげることによって、海外の信用が無くなってしまうことを野呂さんは危惧されておりました。まったくそのとおりだと思います。このままだと海外の方が安心して日本に来ることができなくなります。また、食べ物も輸出することも叶わなくなることも容易に想像がつきます。だからこそ、お金ではなく、安全に重きをおいた行動が必要です。

20mSvに引き上げられたことに関して、グリーンアクションという団体にて反対の署名を行っています。賛同させるかたは署名をしてみてはいかがでしょうか。ワシは先ほど著名をさせて頂きました。

■食事に関して
放射線を受けて外部から被爆するのもそうですが、気になるのは飲食により発生してしまう内部被曝。この内部被曝は、酵素を取ることにより破損してしまったDNAの修復なんかもなされるということでした。日本だと味噌汁とかですかね。ちと話がそれますが、お昼に味噌汁を温めていたのですが、気がつかないで沸騰してたんですね。そしたら、カミさんに「沸騰させてしまうと、酵素がダメになっちゃうよ」と言われました。みなさんも味噌汁は沸騰させないようにお気をつけください。
他にもバナナとかも良いと言われてましたが、カミさんが言うにはバナナだと農薬が心配だとも。酵素をとろうとして、農薬をとってしまったら確かに微妙、、色々と気を付けないといけないようです。
酵素に関してはカミさんが以前からとるといいと言っていたので、自分も気にして取るようにしようと思いました。食事する際に、まず果物を食べるといいとか。ワシは漬物が唯一苦手な食べ物なのですが、食べれるようになったほうがいいかもなぁっと思い始めましたw

他にはペクチンを摂取するのも効果があるようです。リンゴとかに含まれているんだとか(すんません、あまり調べてないっす。。)。

質疑応答の際に、何Bq(ベクレル)までなら食べても大丈夫なのか?という質問がありました。それに対して野呂さんの回答としては、基準値というのものは何の意味もないので、安全だった際の数値をまずは測定して、それに対してどれだけ増えたのか?という相対的な判断が必要であると。ごもっともだと思いました。やりようとしては、安全と言われている地域の野菜などを測定して、それに比べてどうなのか?ということになるでしょうか。
しかしながら、野呂さんは自分の子供には安全でない地域の食べ物に関しては食べさせないと言っていました。また、そういった地域の食物の数値が下がっても、それから1年ぐらいは気をつけるとも。
そうなると、そういった産地の方はどうなるのか?という疑問が湧いてきます。これに対する回答としては、この事に関して国が補償しなければならないということでした。新たな土地を用意し、そこでまた農業などができるようにしてあげるのだと。これについては、産地の方だけでなく、我々もアクションを起こしていかないとなぁっと思います。

■最後に
ベラルーシの汚染地域で育った男女が結婚し、子供が生まれたことを伝える写真などは見ていて胸が熱くなりました。

野呂さんは仰られました。

放射能は色んなものを奪っていきます。経済であり、安全な空気、土地、水などなど。
しかし、両親が子供を助けたいというような愛情だけは、放射能も奪うことはできない。
これから辛いことが長く続くことになります。でも、気持ちだけは負けないでください。
もし負けそうになったら、祈ってください。そうすることで気持ちが穏やかになります。

また、北海道の泊原発の反対運動を続けてられる方が仰られました。

今までは「原発やめろっ!」と怒りのエネルギーをぶつけていた。
でも、それだとダメなんです。「原発をやめよう♪」と言わないといけない。

今まで生きることについて、真剣に考えていたかと言われるとそうでなかったと自分は思います。
食べるものに困ることもなく、それが当たり前だと思って暮らしていました。
でも、それは崩れ去ろうとしています。残念ながら、自分たちの身は、自分たちで守らないといけない状況だと思います。
そのために、少しでも情報をシェアできればと思います。
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます♪

チェルノブイリへのかけはし 野呂さんのお話