シドニアの騎士

個人的に好きな漫画家である弐瓶勉氏の最新作です。
えぇ、連載されているのを知らず、知ったときには1巻が出てましたw
これを機に初期作品であるハードコアSFの金字塔(ワシの主観バリバリ)でもあるBLAME!を読みなおすかと思い、
しまっていたマンガをガサゴソ。
そして、とうの昔に終わっているにも関わらずに、全巻揃っていないことに気が付く(゚Д゚;)
えぇ、慌てて全巻揃えましたw
他にない独特の世界観。
圧倒的な画力。たまに何描いてるのかわからないカット多数。
建造物の描写とか、描き過ぎってぐらい。
結局、最後まで読んだけどよくわらんw という不可解な感じが、
未体験ゾーンに連れていってくれる。
設定としては今よりももっと未来の話。
インターネットのようなネットワークとして「ネットスフィア」というものが
存在する世界。ネットスフィアに接続するためには、ネット端末遺伝子を持った
人間である必要があるのだが、既にそんな人間は存在しないという設定。
ネットスフィアに接続することで膨大な情報に触れることが出来るようで、
そこに接続するためにネット端末遺伝子を持つ人間を探し続ける主人公Killyの旅の話。
読み返して思ったのだけど、これは未来のことであり過去のことでもあるように感じた。
最近ではかなり身近になってきたスピリチュアルな話に関連するのだが、
(自分もよくはわかっていないので、乱暴な言い方になっているかもしれないのはご了承ください)
チャネリング等により上と繋がることで助言(知識)を得るという
今まで出来ていたことが出来なくなっている話と何となく似ている気がするし、
そういうシステムが既に出来上がっていて、実は・・・なんていう妄想が膨らむのは
まぁワシだけでしょうなぁ。。。
でも、BLAME!を補足する別の作品NOISEなんかは、黒魔術っぽい描写も出てくるので
何かそういうことを匂わせる感じはします。
案外、今のITシステムも全て過去の思い出かもしれないですな。

そして、話が戻ってタイトルの「シドニアの騎士」。
BLAME!のようなハードコアなSFでは今のところないです。
かなりキャッチーで分かりやすくしようとしている感じがヒシヒシと伝わってきます。
中には「奇居子(がうな)」なんていう別の作品と繋がるようなキーワードも
出てきており、これからの展開はかなり楽しみです。

しかし、自分でも何かうまくまとめきれてない感じだ・・・( ; ゚Д゚)

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