オーディオI/F聴き比べ:RME Babyface Pro/RME Fireface UCX/UA Apollo Twin Duo

PCのオーディオインターフェースのアップグレードを考えるからの続きです。

本日は宮地楽器神田店さんにお邪魔しました。
最初話を聞いてもらったら、Fireface UCXをやたら勧められました。それに対するワシの答えは、「見た目が好きじゃないんです」でしたがw

で、今回聴き比べしたのは下記の3台です。iD22も候補に上がっていて、お店にも置いていたのですが、ごめんなさい。見た目が好きになれなくて、聴く対象から外しました。

  • RME Babyface Pro
  • RME Fireface UCX
  • Universal Audio Apollo Twin Duo

でで、今回はリファレンスとして確認するための音源もUSBメモリで持参しました。
今回聴き比べで使用したのは下記の3曲

試聴した曲

だいぶ偏っているのですがw 以下の曲で試聴しました。
(自分の好きな音を持参して試聴することを激しくオススメしますw)

  • Radio:Freak / X-Dream
    • OPAとヘッドフォンを選ぶときのも過去にコイツを使った記憶があります。永遠のリファレンスですw
  • Dreamfish:School Of Fish / Pete Namlook & Mixmaster Morris
    • アンビエントもどんな感じになるか聞きたくて、アンビエントの金字塔でもあるDreamfishから本曲をセレクトしました。
  • Twisted:LSD / Hallucinogen
    • 曲げといえば、やっぱりコレは外せません。この曲がりっぷりがどう聴こえるか?やっぱり気になるので、セレクト。

ヘッドフォン

ヘッドフォンにはSENNHEISERのHD-25-1を持参。やっぱりワシにとってはコイツです♪
尚、今回はヘッドフォンでのみの比較です。

ココから私が聴いた感じの主観を私の拙い言葉で書いてます。音は聴いてみたいとわからないものなので、気になった方は是非足を運んで聴いて自分の耳で確かめてもらえればと思います。

1. “RME Babyface Pro” vs “UA Apollo Twin”

さて、最初に聴き比べたのは、モバイル用のこの2機種です。

1.1. Radio:Freak / X-Dream

Babyface Proなんですが、解像度は前回聴いてわかってたけど、解像度の高さは間違いないです。でもね。低音が残念なぐらいスカスカで、そのくせ高音がこれでもかっ!ってぐらい前に出てて、その高音が耳に痛く、正直不快な音でした。なんで、こんなバランス悪くしちゃったんだろ?と不思議に思うレベル。
Apollo Twinのほうは、低音がグッと出てきて、そうそう♪って感じ。しかし、解像度はBabyface Proのほうが明らかに高かったです。

1.2. Dreamfish:School Of Fish / Pete Namlook & Mixmaster Morris

今度は逆にBabyface Proの高音が良かった!すごく華やかな感じ。うん、これは悪くない。うーん、低音が物を言うダンス系との相性は悪いかもですね。
Apollo Twinは、そつなくまとまってる感じです。

ここで、両者を何度も抜き差ししながら、聴いててあることに気がつきました。
Babyface Proの解像度の高さが、しばらく聴いてると分離しすぎてて気持ち悪くなってきたんです。なんつーか、水と油みたいな感じでしょうか。比べてApollo Twinのほうは、生々しいというか、滑らにトラックごとの音が混ざってる感じで、解像度は変に分離しない程度に立体的(奥行きがある)。音楽という漢字のとおり、音を楽しく聴ける感じでしたね。

2. “RME Fireface UCX” vs “UA Apollo Twin”

2.1. Radio:Freak / X-Dream

Fireface UCXはBabyface Proとはうってかわって、低音がグッと出てバランスがよく、解像度も高い。確かに、UCXのほうが音がいいというのは、まったくその通りだと感じました。そして、Babyface Proを買うつもりならUCXとかの音を聴いてからにしたほうが良いですね。
Apollo Twinと比較しても遜色ない感じで、ぶっちゃけFreakについてはFireface UCXのほうがイイかもと感じました。音が分離して浮遊する感じが、合ってましたね。

2.2. Dreamfish:School Of Fish / Pete Namlook & Mixmaster Morris

これも甲乙つけがたい感じです。どっちもバランスいいです。しかし、RMEの特色でしょうか、Fireface UCXの解像度の高さが違和感を覚えましたね。トラックごとの音が綺麗に分離してほんとに聴こえるんです。でも、音楽として捉えたときに、それがほんとに気持ちいいのか?と問われると、正直ワシは疑問でした。

2.3. Twisted:LSD / Hallucinogen

コレを聴いて、自分が好きなのはApollo Twinの出音だと確信しました。Fireface UCXの音は確かにイイです。でも、やっぱりワシにとっては分離しすぎてるんです。トラックごとの音に意識がいってしまって、曲全体しての一体感がなくなってしまうように感じたんですよね。
Apollo Twinでは特に後半残り2分をきったあたりからのゆる~くグルグルしてくるところの滑らかさは、正直感動を覚えました。ほんと聴いていて、ただただ気持ちよかったんです。正直、FreakやSchool of Fishでは甲乙つけがたい感じでした。が、この曲を聴いて、「あっ」って気がついた。

総評

実際に聴き比べてみて、自分の好みの音はUA Apollo Twinです。
正直、いまいまはUA Apollo Twinに自分が傾いているので、プラシーボ効果が働いている点は否定しません。
そんな今の自分にとって、RMEの音は素っ気ないというか、なんか寒々しい感じたんです。すごいストイックな音なんですよね。確かにあの解像度の高さは圧倒的で、それぞれの音がそれこそホントにクッキリハッキリ聞こえるので、音を追い込むエンジニアにとっては有難いのかもしれないと感じました。

自分の性格的には、RMEのストイックな感じの音があうんじゃないのか?って思うところはあるんですが、こと音楽に関してはでも「気持ちよく聴きたい」なんだなって改めて気がつくことが出来た気がします。
ぶっちゃけ、Babyface Proの音は、かなり微妙です。。購入を検討されている方は、できるなら試聴してから購入したほうがいいと個人的には思います。

話を聞いてくれた店員の方は、元々クラシック上がりらしく、ロックとかも正直よくわからないけど、好みはApollo Twinだとは言ってました。確かに生音が好きな人は、Apollo Twinのほうが好きかもなーっと個人的には思います。Apollo Twinの音を「シルキー」と表現していたのですが、まさにそんな感じでしたね。

現状使ってるNative InstrumentsのKomplete Audio 6と比較してどうなのよ?ってところなんですが、実際その場では比較できてなく、家に帰ってから記憶を頼りに比較した感じとしては、Apollo Twinのほうが圧倒的に音の奥行きがあって、立体的だと感じました。Komplete Audio 6の音も悪くはないんですが、比較するとのっぺりと奥行きが無いと感じざるを得ません。

後、UAD-2も興味あって、DJするときにエフェクター代わりにUAD-2のプラグインをかませたら、面白いかな?とか思ってたりします。ブレイクのときにRolandのSpace EchoをモデリングしたGalaxy Tape Echo辺りをかませたら、面白いかなーっとかw さてー、後はどこで買うかだなぁ。

2017/08/28 追記

肝心なことを書き忘れていたので追記です。

実際に購入する際に、ワシがここでやっているように自分の耳で確認をぜひしてください。
その際には以下のものを用意してお店に行くことをオススメします。
東京のお店に気軽に行ける場所に住んでいるのであれば、絶対行ってください!
ネット上でこんな情報を見てやきもきするのはもったいないですw

  • リファレンスのヘッドフォン
  • 確認用の曲を入れたUSBメモリ

また、お店に行く前にはお目当てのオーディオI/Fが試聴できる状態にあるかを確認しましょう(当たり前ですが)。

オーディオI/F聴き比べ:RME Babyface Pro/RME Fireface UCX/UA Apollo Twin Duo

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