お伽草紙

最近、通勤時間にTranceを聴きながら(いつものことというか、必須)、太宰治著「お伽草紙」を読んでたりします。お伽噺を太宰がデフォルメした作品(?)とでもいうのでしょうか。子供は楽しめないもの(?)になっています(笑)
ちょうど今、浦島太郎をモチーフにした「浦島さん」を読み終わったところなのですが、いやはや何とも。。饒舌な亀(笑)が、設定どおりの主人公である浦島太郎をなじるやり取りの心理描写には感動すら覚えました。何故か?浦島太郎がワシ自信と重なって、亀がほんとに痛いところ容赦なくついてくるのですから・・・
「人間失格」を読んであまりの衝撃にそれから読んだものはつまらなく感じてしまっていたのですが、久々にやられました。いわゆる世間一般という視点から見た場合、「人間失格」は非現実的な話だと思うのです。しかし、この「浦島さん」、ベースはお伽噺ではあるけれど現実に即したリアルなところがエグイです。
太宰治は悲観主義者的なところがあり、そこが共感できて、他人と思えないんですよね。

お伽草紙

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